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Panacea Scholar_broken truck

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全ての人の抱える病気を癒す万能薬を探すパナケイアの学者が、ある日錆ついた廃車に出会います。


草花の荷物入れになっているような廃車に出会ったのも縁。


もう一度動かすことができないだろうか思案している所です。


「パナケイアの学者」という作品は以前別の作品でもご紹介したことがあるので、併せてごらんください^^




私が大学時代に植物の写生課題が出た時に、大学の近くには畑が数ヶ所あり、とある場所を見た時に菜の花が綺麗で描き始めるようになりましたありました。


そこには長らく畑の主人が使っていたと思われるワゴン車が錆びついた状態で端っこに置いてあり、窓ガラスもなく畑の道具などを入れる物置と化していました。


私はそのひっそりと置かれた廃車を見て、沢山の経緯がありそうと考えると目が離せず、菜の花と廃車を描くことにしました。


車は電車も届かない場所や遠くに連れて行ってくれ、重い荷物を運んでくれて。


乗ってる人たちの命や安全を預けるし、時には休む場所にもなり。


車は便利な道具以上の、動く家のようなとても近い距離感もあって。


正面はどこか顔にも見えるからなんとも言えない愛着を感じてしまいます。




パナケイアの学者はこの車をどのように変化させるのでしょうか。

 
 
 

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