2022年カレンダーの最後、12月の作品です。
これは「神様の住われる家」という現在製作中の絵本(紙芝居?)のある場面です。
天国で天使たちが神様に「どの家に行かれますか?」と聞いている場面です。
画面の真ん中に立っている古代ローマ帝国の服っぽい姿をされているのが神様で、
その周りには多くの天使たちがぐるりと神様を囲んでいます。
神様の肩にはキリストを象徴する黄金の鷲が止まっています。
その後ろにはまた黄金の象、駱駝、虎ちゃんが神様の後ろを守るように立っています。最強の守備です!
天使たちが両手で抱えているのは人間たちの家です。
私は夢の中で天使の隊列を見たことがあります。
その天使たちは、白い翼に白い衣を着ていて讃美歌を歌いながら隊列を崩さず道を進んでいました。
しかし天使を絵にすると羽も服も真っ白で表現すると、どこからがどの天使なのか画面が混乱しそうになったので
今回の作品では羽は白っぽく、服は黄色っぽくしました。
ちなみに私は宗教画がとても好きです^^
学生の時は色んな巨匠が描く新約聖書の受胎告知を題材にした作品が大好きでした。
彫刻はあまり詳しくないのですが、今でも「聖テレーザの恍惚」で有名なベルニーニが大好きです。
私の将来の夢は、いつか素敵な建物に壁画を描くこと!
できれば教会とか、俗世から離れた空間に思いっきり描いてみたいものです。
オマケですが、「神様の住われる家」の次のページの絵です。
まるで建築家になったつもりでいっぱい家を描いてみました!
神様が天使たちに「地上には多くの家があるけれど、私が行くことができる家がない」って言うんですよね。
それはどういうことかって言うのが続くんですが・・・
また別の機会に発表できたら幸いです^^
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