七夕に、あなたが短冊に願い事を書いて笹の葉にかけると
その夜中に七夕鳥(たなばたどり)が飛んできて
天の川の向こうに設置された臨時ポストに投函してくれます。
あなたの願い事が星のように輝かしく、とても素敵な願いならば、
きっと短冊を受け取る神様がその願いを叶えてくれると思います。
私は昨年、なぜか夢の中で短冊に願い事を書きました。
しかし夢から覚めて、現実世界の七夕という日に、私が短冊に願いを書いて笹の葉にかけるということを
どれぐらい通り過ごしているのかと考えました。
竹を用意して、七夕飾りを用意して・・・ということを準備する余裕もないですし、
仙台七夕祭りも自分が東京に住むようになってから行かないですし。
しかし、私が考える七夕の素敵なところは
織姫と彦星の年に一回の再開!ではなく
どれだけ竹を飾りつけしてゴージャスにするか!ではなく
自分が一番叶えたい願いは何か。
自分が一体どういう自分を、どういう世界を望んでいるのか。
それを省みる日。ということかなと思ったりします。
私は、昨年に短冊に願いを書くという夢を見たあと、
自分にとっての一番叶えたい願いは一体なんだろう?と考えてみましたが、すぐには出てきませんでした・・・。
色々自分に足りないもの、欲しいものは沢山あるのですが、
むしろ今の自分を省みると、
この時代の日本に生まれたこと。
大切な人、大切な機会に巡り会えたこと。
健康であること。
職業、学業、色々な人生の選択を自分で選べてきたこと。
奇跡的な毎日を生きている事。などなど
自分の力では到底叶えられない沢山の支えと出会いに感謝が出てきました。
むしろ感謝を書き出すと、数百個ぐらい出てきました。
もちろん究極的な願いも一つ決めてみましたが、それよりも遥かに多くの感謝の洪水に見舞われました。
たとえ七夕の日に短冊がなくても、竹がなくても。
仙台七夕祭りに行けなくても。
自分の願い事をちょっと深く考えてみて、一つの願いを書いた短冊を用意して、心の笹の葉にかけて、七夕を過ごしてみたいと思います^^
Comments