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Many rafflesias bloomed on the ice



今回の作品は、地上で幻級の花、ラフレシアが現実では咲くことがないだろう場所でたくさん開花するというシリーズです。


氷上のバクたちは釣りを楽しんでいるようです^^


ワカサギ釣りなのか、違うものを釣っているのか、なんなのでしょう。



「ラフレシアが氷上にたくさん咲いた」は全部で3枚あります!


こちらは東京の隅田川沿いのホテルにて展示した時の写真です。



左の作品は、バスが到着した場面です。


氷上と言っていますが、実はただの氷ではありません。


氷の中には・・・よく見るとパイナップル、さくらんぼ、みつ豆、みかんなど・・・どこかで見たことがあるようなものがたくさん埋まっています。


察しの良い方は気づいたかもしれませんが、氷菓の「しろくま」をイメージしました!


こちらは一番右側の作品です。


釣りをしながらバクが遠くを眺めています。



ラフレシアは地球上の一部分にしか生息しませんし、特別な条件下によって生きるため、


いくら専門家が設備を整えても、その花を育てることは容易ではありません。


まして、氷の上にラフレシアが咲くということは現実世界ではありえないような状況ということが言えるかなと思います。


人生100年生きても、ラフレシアを一目見れるのかどうか。


生まれ変わっても、人生をもう数百年重ねても偶然には出会うことが難しい、本当に稀有な花です。



しかし、人生はとても不思議なもので、そんな奇跡のような花に出会うような瞬間があるのです。


自分には身に覚えのないあらゆる条件が重なって、また重なって


厳しい環境下、恵まれない状況の中で、一生願っても得られないような。


小説やドラマにしても「作り話だろう」と笑われそうな、実に信じがたいような。


夢のような奇跡の花が咲く時があるのです。




ラフレシアはバラや百合とは異なり、見た目はグロテスクだし、大きいし、匂いも・・・ということで有名です。


ラフレシアについて知らない人は一見「食虫植物!?」とギョッとする人の方が多いかなと思います。虫は食べません^^


それでも、この花の価値を知っている人は、その花に出会えた奇跡に感嘆するでしょう。




この作品を通して、意外な場所でラフレシアに出会ってしまったような、そんな奇跡に自分は出会ったと思った人もいるでしょう。


そしてこれからそのような奇跡に出会えたらいいなと思う人も、いろんな人がいるかなと思います。


一見「うわ!」っと身を引いてしまいそうな、出来事もあるかもしれません。


しかし詳しく見ると、すごい奇跡だ!というチャンスもあるかもしれません。



どうか多くの人が、そんな出会いに巡り合って幸せな人生を掴むことができますように。














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