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「花の時間」女性作家3人展


こんにちは!

本日から都内にある杏林大学医学部付属病院のアートギャラリーにて、「花の時間」というグループ展に参加します。

2年前に下北沢で一緒に展示をした、水彩イラスト作家の青山瑩さん

そして水彩画講師をされている、水彩画家の豊田明日香さんと三人で「花の時間」をつくることになりました。

それぞれとても女性らしく繊細で心が洗われるような作品を描かれる、

素敵なお二人と共に展示ができることに本当に感謝しています!!

先日現地へ搬入に行ってきましたが、とても綺麗なギャラリーです!

三鷹や吉祥寺周辺は大学生の時に散策したりよく足を運んでいた場所でしたが、

杏林大学医学部付属病院までは駅からバスで20分。

あのジブリ美術館のさらに奥にある場所でした。

私は今回乳児を連れて挑む初めての展示会の搬入だったので・・・

数時間バスや電車に乗りながらたどる道のりは結構ヒヤヒヤでした。

しかし吉祥寺駅や病院に行く途中のバス、病院でも親切で穏やかなおじいさん、おばあさんに話しかけていただきながら

大きな爆発もなくトラブルもなく搬入ができたことに本当に感謝しています。

天候も猛暑だったり、大雨だったりすることなく、

ほどほどに日差しも柔らかく、風も涼しく、吉祥寺から病院までの美しい街並みが一層美しくのどかで癒されました。

病院内のギャラリーは、車椅子の方が見やすいように少し絵の高さを低くして設置しました。

今回展示した作品は2017年〜2019年までに描いたアクリル画、8作品です。

(現在トップページのスライドを展示中の作品に差し替えました)

ほとんどの作品は完成したらすぐInstagramで発表しているのですが

2作品、今回の展示会が初公開の作品があります。

そのうちの一つ、「出発」という作品について解説したいと思います。

この作品は昨年、子供が産まれる直前にアクリル絵の具を使って描いた作品です。

よく赤ちゃんはコウノトリが親のところに運んできてくれるという話だったり、

天から赤ちゃんが地上を見下ろして、自分がどの親の元へ行くのか探して飛んでいくとか

お腹にいる赤ちゃんがどこからかやってきたという物語を聞いたことがあります。

赤ちゃんはお母さんのお腹の中で育つわけですけれども、

私たちは子供の頃から夢をみて、夢の中で色々な体験をするように

赤ちゃんも赤ちゃんの見る夢の世界で

魂というか、意識というか、

そういった姿で色々な体験をしているのではないかなと思いました。

あともう少しで出産を迎える赤ちゃんは、

母の知らない秘密の世界で出会った色んな友達やら仲間やらとひとときの別れを告げているかもしれない・・・

産まれてくるまで、一体どんな顔をしているのか。

どんな声で泣き、どんな個性を持って現れてくれるのか。

色んな想像をしながら早く出てこい〜〜〜と会いたい気持ちで

首を長くして待ちながら、無事に出てきてね〜と思いながら描きました。

実際我が子は、お腹の中で過ごした世界が居心地よく温かな世界すぎたのか

予定日より大幅に過ぎても出てこず、母は焦りましたが・・・

現在は、すくすくと順調に育ち、

私は赤ちゃんの発する凄まじい命の輝きに圧倒され、

毎日驚かされる日々を過ごしています。

この展示会は、6月4日〜28日、9時〜17時の期間開催しております。最終日は12時までとなります。

しかし平日のみ0PEN、土日は会いておりませんのでご注意ください。

基本的に私含め、展示作家は会場に常駐しておりません。

何か展示会場で質問や問い合わせたいことがありましたら、

杏林大学医学部付属病院ではなく各作家の問い合わせ先にご連絡をいただけたらと思います。

(会場に各作家の問い合わせ先が掲示しております。)

その場所で作品を通して、一人でも多くの方々にお会いできるのを楽しみにしてます^^


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