こんにちは〜^^
2016年の年末を過ごしておりますが、昨年と同様、部屋で絵を描いて過ごしています。
病院での約一年間の個展、そして釜山の展示会、下北沢でのコアラの展示会、あまりにも貴重な機会がずっと続きました。
その間、展示会やinstagramで、作品を通して多くの人たちと出会えた貴重な機会にも恵まれました。
展示会やinstagram、メールなど、様々な機会で私にメッセージをくださった方々、そして見守ってくださる方々、私にとって本当に、本当に大切な方々です。
本当にありがとうございます!!
特に、美術や芸術鑑賞にあまり関心がなかったけど、ひかるさんの作品は好き!と言ってくださった方々、本当に嬉しいです^^
「美術館にも行かないし、絵をどうやって鑑賞したらいいのかわからないよ。」
と言う人が、忙しい日常を過ごしている中の僅かな視線を私の作品に向けてくれた時に、なんとなく癒され、なんとなく元気になれるような、
心の何処かを満たしてあげられるような、そんな絵を残していきたいなと常に考えています〜^^
頑張ります!
しかしながら、今年多くの機会に恵まれたと同時に肉体は悲しいほどに悲鳴をあげ・・・
仕事中にぎっくり背中
ある時は目の上に帯状疱疹
そして急性感音難聴に初めて遭遇する年でした。
(難聴はおとといから現在進行形ですが・・・すぐ治ると思います!)
病院に行くたびに「ストレス&過労だよ」と決まり文句のように言われるのですが、自分だとよくわからないですよね^^;
なので年末年始は絵を描きながらですけど、猫たちと遊びながらゆっくり休みたいと思っております^^
たくさん触ってやる〜
来年は酉年ですね!
「種まき人生」という私の作品を友人が見つけ、年賀状に使ってもいい?と聞かれたので作ってもらいました^^
私は数年以上年賀状文化を抜け出してしまい、自分では作っておりませんが・・・。
「種まき人生」は「Sad sea」と言う作品と連作になっております。
↓これが「Sad sea」
タイトル通りなのですが、ものすごく悲しい事がありました。
悲しい時って、なんだかじぶんの周りに小さな水たまりができると言うか、じぶんだけの悲しいゾーンができるなあといつも感じています。
誰にも入ってきてほしくない、そしてじっとその世界にひたひたに浸かっていたいと感じる時があります。
でも時間と共にその海がだんだん干上がって行くのも感じます。
なんだか「次はこうしよう」とか、
「ああするのがいいかもしれない」とか、
「おなかすいた」とか、
状況そのものがよくなることもあれば、変わらないこともあったり様々ですが、
「悔しさ」「悲しさ」「弱さ」「もどかしさ」・・・そういうマイナスな海が干上がるとうまくいけば「種」になるのではないかと思ったのです。
自分が生きている中で様々に感じてきた、他の人には共感できない強い思いが「種」になって、
種が芽吹き、花を咲かせ、そして実り、さらに多くの種になり・・・
その悲しみの海が時が経てば必ず、豊かな喜びの生まれる大地に変化すると思ったのです。
種を育てる過程での苦労は確かにありますが、そもそも種がなければ、花もなく、実もないと考えると・・・
やっぱり種を作る、「悲しみの海」は、その時は超絶悲しい思いでいっぱいですが、
それでもその心を奮い立たせ、努力し、その結果が実った時に初めて必要だったのだと感じるようなるのかなと、そう感じます。
この二枚の作品は、今年にあった釜山の展示会で発表しました。
通訳を挟んでギャラリートークをしていたのですが、「種まき人生」の絵の女性が持っている物体が「種」だよ。って説明したら
なぜか大爆笑
種が大きいからでしょうか?・・・^^:確かに大きいですよね。
「ええ〜!この海が、これになるの〜!?!」みたいなことを楽しそうに言いながら大爆笑
韓国の方、大変よく笑ってくださりました。みんな楽しそうに鑑賞してくださってました。
また行きたいです〜
それでは、今年最後のブログ更新でした!^^
みなさん、よいお年を〜
そして、お体に気をつけてくださいね!
ひかる