救世軍清瀬病院での個展を終えて


こんばんは^^

昨年の9月から、先日8月26日まで開催していた救世軍清瀬病院で個展が無事おわりました。

過ぎてしまえばあっという間・・・とは言えないぐらい長〜く、長〜い期間を過ごしたような感覚です。

マラソンとか短距離走でゴールまで全力疾走した後、急に立ち止まれない感じ。

展示会の準備、展示会期中にも止まらなかった制作、緊張感、焦燥感、天国と地獄ぐらいの差を感じる心の波の忙しさ。

あまりにも心身忙しかったので、「終わった!!!!!」という感じがしません。^^;

私は今回、自分の個展というものを初めて経験しました。

しかも会場はギャラリーではなく、病院という特殊な場所での展示だったのでますます緊張と漠然とした不安。

展示スペースは病棟の全てのフロアの展示壁面。

素敵すぎるロケーションなのですが、初めての個展にしては規模が大きすぎる!作品を展示スペース充実できるくらい用意できるのか?などなど

貴重な機会をもらった事を十分理解しているものの、気持ち良く喜ぶことができずにいました。

私は平日がっつり働いている正社員なので、年間で3〜4枚日本画が描ければ自分で褒めていたくらいでした。

グループ展に出すとしても1〜2点くらいだったので、そのくらいの枚数で十分でした。

しかし、今回のスペースを埋めるためには過去の貯金作品を飾ったとしても、自分が半年で60点ぐらい描かなければならなくなったので

自分の実力と現実を見ると・・・何もかもが足りなすぎて到底手に負えないよ〜〜〜〜と頭を抱えていました。

本当にどうしたらいいのかなとずーっと生活の中で考えていたのですが、頭を抱えていた私に神様がくれた答えは

「今までの方法では限界だ。できない。だから新しくやろう。今までの考え方を捨てて、新しい方法でやろう。」

という感じでした。そして私は個展を充実させるための新しい方法というのを息を切らしながらやり始めました。

新しい方法の一つは、色々時間のかかる日本画を制作しながら、傍で別の日本画、別のアクリル画を描くようになりました。

アクリル画は完成までが日本画に比べて非常に早いので、日本画の量を超えるたくさんの作品が生まれるようになりました^^やったー!

もう一つの方法は、作品を一枚で完結させずに、数枚のパネルを一度に描き進めて、絵本のように物語のある作品にするという感じでした。

これが、今回の個展の空間を大きく豊かにしてくれ、深みをもたせてくれるようになりました。

今まで挑戦したことのない事を前に、描く私も多くの作品を生み出す度に「はじめまして!!」という状況でしたが、

貴重なイメージ、ヒントが脳裏に聞こえ、見え、降ってきたら、

それが腐らないように。フレッシュなうちに!消える前に!と息急き切って描いていました。

そうやって、色々探すから結局は作風が色々ある展示になりました^^:

本当にいろんな人が見に行ってくださりましたが、「たくさん作品があって見ごたえがあったよ!」とか、「色々な作風があって、同じ一人の作品じゃないみたい」という感想が多かったです。

施設で勤務されている方も1Fと2Fは違う人が展示していると思っていた方がいらっしゃったようです^^;

確かに作風は、日本画だったり、アクリルだったり、物語や詩が入ったり、色々なのですが、実は全部の作品の「核」は一つです。

表現はいっぱいあっても、一枚一枚の絵の「命」というか「核」は一つなんです。

「核」の話はまたいつか^^

個展に来てくださった方々、本当にありがとうございました。感想だったり、色々くれた言葉がとっても力になりました。

この勢いを失速させずに、素敵な作品を作っていけるように頑張ります〜^^